前回までの話はこちら!☟
おいなりさん
さて、今回は神社シリーズ第3弾である。
皆さんは神社にお参りするときに、
”稲荷神社かそうでないか”
について気にしたことはあるだろうか。
俺か、俺以外か
京都の伏見稲荷などはすんごい観光スポットになってしまって
いるので、(フォトジェニック的な要素がでかいしね)
外国人観光客や、様々な人が訪れるのを
皆さん目にしたり耳にしているだろうが、
「稲荷神社」は、その他の神社と少し異なる
ことをご存じだろうか?
(以下☟稲荷神社のwiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE
最初に断っておくが、この「稲荷神社」のルーツや
ご本尊、どういう神様なのか、という考え方
については諸説あることをまずはお分かりいただきたい。
その上で、「なぜかこういう考え方が一般的になっている」
というものに対して、私は火のない所に煙は立たぬという
考え方をしながら話を進めていく。
そもそも宗教や神というものに対して
「歴史的正確さ」「正しさ」
という観点を持ち出すことは、正しいようでいて、
ある面一番答えから遠ざかることでもある。
という感じて若干ふわ付かせながらやっていくわよ!!
案ずるより見るが早し
で、速攻なのだが、下記リンクを見てもらいたい。笑
これはオカルト部というyoutubeチャンネルに
ちょくちょくゲスト出演している
「クロ戌」さんという霊能者の方が
神社についてちょこっと語った回である。
そもそも、稲荷神社と普通の神社はどう違うんかい
という部分で、
非常にわかりやすく説明してくれているのだが、
要はお稲荷さんというのは、
非常に「ギブ&テイク」を重んじる神様だ、
ということなのである。
どのような説明でもこの考えを目にすることが多い。
そもそもの神道の起源としては、稲荷神社は
穀物・食物の神を主な祭神としていて、
これは、稲荷神が稲の神であることから
食物神の宇迦之御魂神と同一視され、
後に他の食物神も習合したことによって
五穀豊穣などを祈願することからスタートしている。
(稲荷神のwikiはこちら↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E
ただ、前々回でも話したが、
神仏習合によって、
インドの「ダキニ天」という神様と
同一視されるようになってから、
少しずつ「怖い神様」として
知名度を上げていくことになった。
(以下↓荼枳尼天のwiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BC%E6%9E%B3%E5%B0%BC%E5%A4%A9
この尊天は祀るのが非常に難しく、
一度祀ると自分の命と引きかえに
最後までその信仰を受持することが必須とされ、
もしその約束を破ると、
その修法を止めた途端に没落する、
あるいは災禍がもたらされるとも考えられていた。
したがって、これは外法として考えられることもある
忌まれる信仰でもあった。
ちょっと怖い感じの文字で引用したわ。
そうなのである。
荼枳尼天という神様は、かなり激しい怖い神様で、
信仰すると決めたら孫子に渡り、一族の未来永劫
祀り続けなくてはいけないという代償を必要とする。
これは今の稲荷神社の「怖さ」として
語られるものと同一である。
ただ、現代では多くの芸能人や、
昔では戦国武将などが稲荷神社を信仰していた
ということは割とよく知られている。
それだけの代償を払っても、
叶えたい願いがある、という人間にとっては、
きちんと祀り、信仰を保ちさえすれば
かなり高確率でいい運を与えてくれる、
最高の神様であるともいえる。
ちなみにyoutubeには反対意見の動画も
上がっているが、正直逆に根拠が乏しい。
全体的によく練られた動画ではないという
印象を受けるので、
反対意見も見たい、もの好きな方のみ見ておくれ。笑
更に、一般の稲荷神社と違って、
伏見稲荷などの大社の神社は
眷属のおキツネさんは神道由来の白狐だし、
信仰をやめたからって祟らない、
などというコメントもあるが、
先ほどの上記wikiにも書いてあるが、
荼枳尼天の眷属も白狐である、ということを
お伝えしておく。
あとは皆さんのフィーリングである。
私は場所によっては怖いと思う稲荷神社もあるし、
無意識に稲荷神社にお参りすることは決してない。
神社で普段やりがちな
「○○になれますように」
「この願いが叶いますように」
などどいう祈り方が稲荷神社では
ある面大正解の祈り方なのである。
もし皆さんが今まで無意識に稲荷神社に
お参りしていたら、これからは少し意識して
お参りしてみることをおすすめする。
次は何を書くか決まってないが、
とりあえず次に続く!!