わたちの生い立ち
1990年代、
某日本で一番マイナーな県、そう、
紛れもない島根県にて、私は産まれた。
私は三姉妹の末っ子で、
上の姉二人は七つ離れた双子である。
両親は二人とも学校の教員で、
私と姉は違う父親をもっている。
私の母はとてもナーバスで愛情深いが、
きつい性格をしている。
私の父はおおらかで天然だが、
本人もわからないところで実は繊細
という性格をしている。
私の姉は二卵性双生児であるが、
見た目はそっくりだ。
ただ性格は全然違って、
要領がよく世渡り上手なのは上の姉で、
頑固で器用ではないが、
やり遂げる力がハンパないのは真ん中の姉であった。
二人とも、日本で二番目に権威がある
と言われる某京都大学に、
それぞれ紆余曲折を経て現役で合格し、
その後主婦になったり、
起業して社長になったかと思えば舞台女優になったり、
今では180度違う人生を送っているが、
やはり二人とも付かず離れずの距離感で、
都心から少し離れた場所に住んでいる。
私とはなかよしである。
私は高校を出るまではド田舎の地元で過ごし、
大学で静岡の大学に通う事になり、
6年間は静岡で暮らしていた。
私は、表面的な部分やフィジカルの面で
育ったのは地元でだが、
人生において重要な出会いがあり、
沢山の事を学び、
私を私として再発見でき、
生き方のベースを作ってくれたのは
静岡という場所だった。
その後就職で東京に出て、
現在まではずっと東京で生活をしているが、
今でも”帰る場所”と言われて
思い浮かべるのは静岡である。
詳しい話はそれぞれのエピソードで書いていこうと思う。
これからにつづく!