冬の味
さて!!
今回はなんのこっちゃない!!
お料理シリーズ第一弾!!
リンゴの甘煮!!である。
通称アップルパイの中身!
風邪ひいたときとか、
あっさりした甘いもん食べたい、
という冬のあなたにおすすめである。
(アップルフィリングともいう)
おばあちゃんに送ってもらっていたリンゴ2つ
と、仲良しのお友達のりかちゃんがくれた大きい
リンゴ1つを使って作るよ!!ハハッ!!
立派なリンゴハンターに
ちなみに、
私は小学校低学年の時からリンゴを剥き続けた。
気を整え、拝み、祈り、構えて、剥く。
一連の動作を1回こなすのに当初は5~6秒、
1万個剥き終えるまでに、
初日は18時間以上を費やした。
剥き終えれば倒れる様に寝る、
起きてはまた剥くを繰り返す日々。
2年が過ぎた頃 異変に気付く。
1万個剥き終えても 日が暮れていない。
齢28を越えて、
完全に羽化する。
感謝のリンゴ剥き 1時間を切る!!
かわりに 祈る時間が増えた。
台所から離れた時
おりょうのリンゴは
音を置き去りにした。
ということで、早20年、
もはやリンゴはニュートンもびっくりのスピードで
皮なしに変わっていくのであるが、
リンゴはバナナと並んで変色が早い。
まだ感謝のリンゴ剥きマスターに達していない
リンゴ包茎の皆さんは、
ちんたら剥いているとリンゴの色が
変わってきてしまい、
やる気をそがれるという現象が起きてしまうので、
レモン果汁に助けを求めよう。
「リンゴ切ったけど全部食べるのめんどくせ」
「変色したやつ後でどうせ食べないんだろうな」
と毎回ナーバスになっている
アンタタチにもおすすめよ。
とりあえずレモン果汁ぶっかけとけばいいの。
私は酸っぱいリンゴ煮が好きなので、
体感100mlぐらい入れる。
ドバドバドバドバドバ、ぐらい。
(紅玉などの酸っぱいリンゴを使う場合は
控えめにしたほうがよろしアルね!)
煮るのよ
ハーイそしたらお水を慎吾の3分の1
が浸るぐらいまで入れる。
間違えたわ。
慎吾が浸るぐらいだと浅めのプールぐらいに
なっちゃうじゃない。
リンゴよ。慎吾じゃないわ。
さて、そしたら次は砂糖を入れていく。
先ほども言った通りだけど、
私は酸っぱいのが好きなので、
甘めのカフェオレ作るぐらい程度に入れる。
スプーンに4杯ぐらいかな。
パイ用に煮るときはバターも入れるんだけど、
今回は冷蔵保存したときに
油がザラザラ固まるのが嫌なのでいれまてん。
そして、蓋をするわ。
火をつけていくけれど、
絶対に中弱火以上にしないこと!!
これは絶対的なポイント。
コンロ周りが汚いのもポイントだろって思った
あなたは黙って腹筋でもしてなさい。
8分ぐらいでふつふつしてくるので、
このあたりで形を崩さないように上の層と
下の層の下克上を行っていく。
箸でやると後悔するからお気をつけあれ。
更に13分程度煮るとぐつぐつしてくるので、
ここで火の通り方が甘いものを
またしても下克上させていく。
再び蓋をして、
もうちょいとろ火にしていくわ。
ここからは火の通り方の好みだけど、
私は5~6分ぐらい煮て完成!
このような感じになっらわ。
味見で火傷してうまくしゃえれない。
熱いのも冷めてもおいしいのがいいところ。
熟年夫婦みたいな貫禄。冷静と情熱の間。
辻と江國のフィルハーモニー交響楽団。
すくいあげるとふつうに崩れちゃうぐらいの
ホロホロ感になったわ。
冬の甘味、リンゴ煮、
みなさんもおためしあれえ。
おわり!