ふざけた料理シリーズ②~レンコンのオイルサーディン炒め編

時としてレンコンも人も

そう、レンコンなんて、

いつもは穴が開きまくった

ただのパンチドランカー的根菜、

煮物にばかり登場し、健康志向の

冴えない女子たちや

じじばばーズにのみ愛されるもの…

でもそんなレンコンも、

時として、酒飲みの心を鷲掴みにする、

最高の酒のつまみへと変貌することがある。

これはあらゆる漫画内において、

主人公ピンチ時覚醒現象と呼ばれるもので、

たいていの漫画ではその後チート扱いされる。

わかるかしら?

…というわけで、

今回はこの最近お高いレンコン!!

このサイズで600円オーバーよあーた、

信じられる?アンビリーバボウじゃなくって?

(デヴィ夫人風)

無農薬めちゃくちゃ高え

そして、値段とうまさが比例する、

高級食オイルサーディ…

『俺の後ろに立つな』

ゴルゴサーディンと一緒に炒めていくぜ!

お、俺の後ろに立つな!!セイ!!

(どうせなら「サーディーン」にして

発音も寄せてほしかったのだが何なのだ

このヌルっとしたふざけ方は、怒るぞ)

まずは

フライパンに油をひくのだが、

この時パカッ!とゴルゴサーディンを

開封し、オイルのみをダラーっと追加する。

ほぼ揚げ焼きに近いぐらいが美味いので、

油は多めで大丈夫である。

さて、次はニンニクである。

多ければ多いほどいい、という完全に

アメリカナイズされた、

日本人のこころや中庸道などは

全く無視したアメコミ的存在、

そう、そんなニンニクを刻んでいく。

あまりに刻みすぎると、

手についた匂いが、ブルガリの香水よりも

取り返しがつかないことになるので、

そのあとの予定を加味することが大事である。

で、刻んだらフライパンにin!!

かたまりをほぐしたら、

強火にファイヤーセット!!

フライパンを強火で熱している瞬間って、

なんだかちょっとした

快感ポイントなのはワタシだけかしら…??

(大蛇丸のあの人風)

スライサーなどには頼らぬ

さてさて、ニンニクが油とメリーゴーラウンド

している間に、レンコンをスライスする。

私はカリカリめのチップスっぽいのが好きなので、

まだ序盤の手が疲れないうちは

極力薄めにスライスしていく。

ニンニクがシュワシュワと揚がってきたら、

刻んだそばから

レンコンをin!!

私んちの10年選手、大きさ以外取り柄のない、

テフロン加工という長所をすっかりどこかに

置いてきてしまったクソフライパンの

ジョイナーひろしを使う上では、

底にひっつかないように混ぜなければならない。

優秀なフライパンならば、

ある程度は放置して、カリッカリに

揚げ焼きできるのであるが、

まあしょうがない。

無心で炒めたら、

残りのゴルゴサーディンたちをin!!

ある程度バラバラにほぐして

レンコンたちとなじませる。

ここで追いガーリックパウダーと、

マジックソルト(ペッパー風味)

好みの濃さに調整する。

ガーリックパウダーはすぐ固まっちゃうので、

冷蔵庫で保管するとよいのだ。

マジックソルトでなくても、

普通に塩コショウで十分美味しいのだが、

コショウに関しては、

ぜひあらびきをおすすめする。

そのほうがワイルドな味になる。

酒に合うんだぜえー。

で、なんやかんやあって、

あれして、これして、盛り付けて完成。

私はあんまりビールを飲まないので、

ビールと合うかは未検証だが、

ハイボールと合うことは証明済みである。

でもたまに、お酒を飲む前におつまみだけ

全部食べてしまうという、

ちびっこがおやつでやらかすようなことを

私はよくやってしまうのだが、

この時もそうだったことはこっそりと

お伝えする。

みんなぜひ作ってみてね。

終わり!!

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