私のメイクの歴史をさらす③

前回までの続き☟

私のメイクの歴史をさらす①

私のメイクの歴史をさらす②

夜には夜の

さて、前回までの話で、

必死にギャルの仲間入りをしようとしていた私だったが、

そうなるまでに、実は途中で大きな転機があった。

そう、それは

「お水の世界に入ったこと」

である。

正直オードリーヘップバーンぐらいの

堀りの深さでもない限り、

ノーメイクでこの世界でやっていける

なんてことは100パーセントない。

「変なメイク」をしているホステスは

給料をもらうどころか、お客さんの前に

出ることすら許されない。

もしかして私のメイク、変かも?

という疑問を常に持つようになったのは

これがきっかけである。

YouTubeの功績

さて、そんな疑問を持つようになり、

雑誌では限界があると感じていた私が

いったい何から学ぼうとしたのか。

それはYouTubeだったのである。

今でこそ美容系YouTuberが

もはや一つのジャンルとして確固たる

地位を築いているが、約10年前の今頃は、

まだ佐々木あさひさんなども

「美容系YouTuberの第一人者」というよりかは

「YouTubeでメイク動画を配信する人」

という立ち位置であった。

とりあえず私は

「メイク ナチュラル デカ目」

などのワードで検索したり、

「眉 書き方」

「求心顔 寄り目 メイク」

などで検索して出てきたyoutuberで

この人のメイクいいな!って思った人の過去動画を漁って

メイクのhow toを掘る、というやり方で

どんどんいろんな動画を見ていった。

(私は目が寄っているので、

離れ目さんとはメイクの仕方が異なる)

https://biyou-mania.info/kyuusingao_ensingao/

☝画像はこちらのブログから。

 求心顔と遠心顔の違い分かりやすく教えてくれてます!

もうYouTubeはやめてしまったようだが、

ちひろさんという人の顔とメイクが

私は大好きで、鬼のようにみて参考にしていた。

(今はチャンネルは見れなく

なっているみたい、残念です)

恐らく同時多発的に、

私と同じような人たちがいたのであろう、

次第にYouTuberの彼女たちは、

「○○な肌の人向けメイク」

「一重・二重・奥二重別メイク」

など、視聴者のニーズに合った、

(そう、それが知りたかったんだよ…!!)

という痒い所に手が届く素敵な

情報発信をしてくれるようになった。

本当にYouTubeの功績は大きい。

鍛えられた目

クラブ店員時代は暗い照明の中、

ある程度雑なメイクでもそれなりに

見えただろうが、

お水をやるようになってから、

まず私は

「ぼかす」という技術を覚えた。

要はアイラインのぼかし、

アイシャドウのぼかしである。

あえてのぼかさないメイク以外は、

これは無意識にやると

かなりおてもやんに近づいてしまう。

基本的に物事は白黒はっきりさせたほうが

万事うまくいきがちだが、

顔面の白黒だけははっきりさせないほうがいい。

日本人の大好きなグレーゾーンや

雰囲気イケメンのすねをかじるのが

メイクにおいては大正解なのである。

ちなみに大学のお水時代は

ぼかしの応用で何とかなったが、

銀座ではこれは通用しなかった。

ナチュラルに、でも目鼻立ちははっきりと、

長年試行錯誤し、

これがあたいの最強モテメイク!!

と思って出勤していっても

ママ・チーママにコテンパンに

ダメ出しされたことも記憶に懐かしい。

「眉毛に関する早急なる変革要望案」

を国会で提示され(始業前の店)、

毎回のできによってその法案は

いくたびも改正されたのである。

そして、そんな風に鍛えられていく中で、

とても勉強になったのは、

大事なポイントは結局2つ、

「どう見えるか」を正確に把握し

「見せたい顔」に限りなく近づく。

正直仕事のイロハとそんなに変わらない。

現状把握と目標達成、単純なのである。

でもこれが死ぬほど難しかった。笑

私は正直100点の眉!!

と言われたことは結局なかったので、

今も眉は特に

「これでいいのだろうか…?」

と思いながら毎朝描いている。

そして今

ハレとケのメイクが現在は完全に分かれているので、

会社に出勤するときはまつ毛はそのままで

何もしないし、アイラインも薄めである。

漆黒ブラックではなく、

ブラウンを使って主張の激しさを抑え、

アイシャドウも

これは安くて発色◎

ベージュの肌なじみがいいものを

ベースにのせて締め色は濃い目のブラウン、

という選択である。

ババアになったと言えばそれまでだが、

それよりも目の下のクマをいかにしてカバーし、

化粧よれ、化粧崩れを未然に防いでいくかが

今後の焦点となる模様です。

現場からおりょうがお伝えしました!!

という訳で、

メイクは自分の見た目を良くするものでもあり、

自分自身がどうありたいかを提起するものでもある。

自分はこうありたいという顔に

皆さんがメイクで近づけていたら何よりである。

終わり!!

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